トム・デマルコの本
ピープルウエア―働きやすい職場をつくる人間関係の極意
実際のソフトウェアの現場は人間との格闘と協同の作業です。
コンピュータはあくまで目的達成の道具の一つです。 本書では、ソフトウェア開発の現場を例に いかに「チームを形成し、モチベーションを維持し、顧客満足をえるか!?」 を楽しく書いています。 ・・ソフトウェア産業って やっぱ、まだまだ成熟していない産業だな、だからこそ やりがいもあるし、おもしろいとおもうワタクシでした。 チームワーク力に興味がおありの方にはオススメの良書です。
本書では主にソフトウェア開発者の立場で、快適で効率的な働きがいのある職場と人間関係について書かれている。しかしエンジニアを「工数」という、互換性の高い人月換算可能なリソースとしか捉えられない経営陣のいる多くの伝統的な会社では、たとえ研究所であっても彼らに理想的な作業環境は得られないだろう。従って、本書を読んでいる人には、ソフトウェアエンジニアのわがままに過ぎないと感じるだろう。私もかなりそう感じたのだが、「ソフトウェア開発」というのは新たに発生した職種であって、実は個人個人が、個人営業の家元なのではないかと考え直した。家元のスタイルは侵すなと言いたいのであろう。
もちろんここで言う開発者とは「WindowsのアプリケーションをVisualBasicで作れます」「仕様書に従ってC++のコーディングが出来ます(バグバグだけど)」「単なる新技術の情報通」は含まれない。他者も認める免許皆伝に出来る、プロフェッショナルなアーキテクトクラスのソフトウェアエンジニアのことだ。こういうレベルのエンジニアは実は非常に少なくて、彼らを有効に使いたければ、本書の記述は効果的条件と言うことだ。彼らなら、明確な責任分担を定義すれば商品計画から基本設計までは遺憾なく実力を発揮して品質が高い物を生み出してくれるだろう。ただしその場合でも、コーディングから製品化までのプロセスはいわゆる古いマネジメントも必要になってくるはずだ。なぜなら、このプロセスでは量や時間の管理という異なるスキルが必要とされるからだ。この部分はいわゆる「ソフト開発マネジメント本」に詳しい。
最初の方は結構楽しく読んでいたのだが、途中から段々と同じ内容の
繰り返しのように思えてきてしまって、読むのを止めてしまいました。
プログラマーの立場から見ると(私はプログラマーじゃないけど働くモノの立場からも)、
うれしいことが沢山書いてある。これが実現したら生産性は相当に上がるでしょう。 でも、実際に実行に移す勇気と行動力と権限のある管理職、 プロジェクトリーダーがどれだけいるのか、特に今の日本に、と考えると かなり夢物語に近いのではないかと思うが....。実現してほしい。
この本を読んだ率直な感想として、改めて『人』というものを考えさせられました。そして、私が経験した会社とのギャップも大きなものだと感じました。
是非、私が管理者という立場になった時にもう一度この本を読み直そうと思いました。また、今の立場でも十分に役に立つ本であったことは間違いないです。
トム・デマルコの本ピープルウエア―働きやすい職場をつくる人間関係の極意
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