トム・デマルコの本
熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理
デマルコさんの本はやはり読みやすいです。
プロジェクトのリスク管理について書かれた本です。 全体の構成は下記のような問いに答える形になっています。 第1部 なぜリスク管理をするのか。 第2部 なぜリスク管理をしてはいけないのか(体制が整っていない組織にリスク管理を導入することの逆効果をいくつか説明する)。 第3部 どのようにリスク管理をするのか。 第4部 組織はどこまでリスクを受け入れるべきか。 第5部 リスク管理手法が有効かどうかをどのように判断するのか。 特に参考になったのが、スケジュールのたてかたでナノパーセント日という考え方です。
→もし、新任プロマネに3冊の本を薦めるなら、必ずエントリーする本
私自身、数人のプロマネから読むことを薦められていましが 今回始めて読みましたが、確かにスゴイ! →「熊」という「リスク」に 喰われるのではなく 「ワルツ」という「ゆったりと向きあいながら」、一緒に愉しむという本 →プロマネの難しい言葉や、細かい数字は出てきません 事例も散りばめられているので、読みやすいです! →リスクを理解するなら、これ1冊で十分!
デマルコ、リスターの本ばっかり読んでいる
最近の私です。 だって、、おもしろいから。(^o^)/ この本では、従来おざなり(あるいは形骸化している) ソフトウェア開発PJにおけるリスク管理について 言及しています。 このシリーズのいいところは 従来では「ソフトウェア開発の常識」といわれているところや 「現場でいっちゃならぬタブーなこと」について バッサバッサと気持ちがいいくらいに論破しているところです♪ タイトルもイイ。 そう。リスクと向き合うということは熊とワルツをおどるような もんですわ。 プロジェクト管理者(上司)によませたい、一冊(一殺!?)笑 ただ、理論がおおいかなぁ。。若干。なので☆4つ!
トム・デマルコといえば、80年代から90年代前半にかけて活躍したシステムコンサルタントで、構造化技法(DFD法)の発案者としても著名だ。1987年刊の『ピープルウェア』はチームビルディングへの深い洞察を軽妙なユーモアで綴ったエッセイで、ソフトウェア開発者のバイブルとしていまも読み継がれている名著だ。
本書はそのデマルコの最近刊である。軽妙ユーモラスにして核心を突く警句の数々は依然健在だ。 リスク管理は「おとなのプロジェクト管理である(p15)」、とデマルコは言う。子供たちは普段、隣国の核兵器開発や治安の悪化、環境破壊などを心配しなくてもよい。が、大人はそうはいかない。子供たちを守るために、そうした「望まない結果」のことまで目を配って当然だからだ。このような巧みなアナロジーがリスク管理の本質を端的に指摘して新鮮である。 また本書には他に見られないユニークな方法論がひとつある。「ナノパーセント 日」という考え方である。 プロジェクトの完成予定日は実は確率分布である。まったく何の障害もなく完成する最楽観スケジュールと、どんなにひどくともここまでには完成する最悲観スケジュールの間のどこか。それが完成予定日の真の姿だ。もちろん、最楽観日に完成する確率はほとんどゼロ、すなわちナノパーセントである。「不確定性の幅は、その組織の開発プロセスにどれだけノイズがあるかで決まる(p67)」。にもかかわらず大半のプロジェクトはこのナノパーセント日を完成予定日にしてしまう。 リスクとは「望まない結果を生むかもしれないもの(p16)」のことである。人間は誰でも「望まない結果」から目を背けがちだ。しかし、何も起きるはずはない、と信じる権利は誰にもない。だからリスク管理が必要なのである。 ともかく800字ではとても書ききれない。ぜひ、本書を手にとって欲しい。
危機管理の基本的性質は回避策。一方、リスク管理の基本的性質は受容策。タイトルの「熊」がリスクの比喩であることは明白ですが、「ワルツを」と言う部分から、これがリスク回避ではなく受容の本であることを暗に示しています。リスクと上手くやって行くと言うことですか。
特に目新しい考え方、捉え方と言うのは紹介されていませんが、デマルコ特有の軽い語り口(軽妙な翻訳)がその理解と認識を深めてくれます。特にRiskologyというプロジェクトのリスク分析シミュレーター(Excelワークシート)を利用したリスク分析プロセスが有用です。 トム・デマルコの本は、手法や方法論の紹介と言うよりも、考え方、ポリシーの紹介とその徹底が主旨なんだと捉えています。そういう意味では、プロジェクト管理に携わるかどうかに関わらず、みんなが読んでおいた方が良い、読むべき本だと思いますね。
トム・デマルコの本熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理
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