トム・デマルコの本
デマルコ大いに語る―ソフトウェア24の閃きと冴え
ソフトウェア計測法の思想を売り込みすぎたという反省が、一時的に測定すればよいことを、ずっと測定し続けているという組織の反応から来ている。
チームプレーに対する課題を披露している。 個々の記述は経験に基づいて含蓄がある。 「ソフトウェア国際会議の雲の上のお歴々は、発表論文を2種類に分けることを決定した。第一分類(正論文)は、敬意を表して各30分の発表時間が与えられ、第二分類の論文は体験レポートとして分類され、各15分の発表時間のみに押し込められた。」 「もう一方の分類の論文は、恐らく無体験レポートなんだろうと結論づけて自ら納得した。」 ありがちな話しだと感じました。ソフトウェア工学といって、現場、現地、現物からかけ離れて抽象論議がいかに多いか。 「そのほとんどは体験抜きのものだった。」。○。
「ソフトウェア24の閃きと冴え」と副題が関されています。このまま受け取ってしまうと、システム開発の際に参考になりそうなTipsやアイデア発想法を想像してしまいそうですね。この本を「ピープル・ウェア」や「ゆとりの法則」と同じような内容を期待して購入すると失敗します。何でかと言うと、この本の内容のほとんどはエッセイだから。
24章構成のエッセイ集ですが、その中の一部は非常に貴重、かつ需要な示唆があります。 エッセイなので気軽に読めるはずなのだけれど、翻訳者の違いから、「ピープル〜」などの3部作+1ほど語り口は軽妙ではないのがつらいところ。3部作には興味があるけれども、まず1冊と言う人には、3部作から1冊選ぶのではなく、まずコレを読んでみると良いんじゃなかろうか。
すぐ読めてしまった。
印象が薄い。
トム・デマルコの本デマルコ大いに語る―ソフトウェア24の閃きと冴え
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