ファシリテーションの本
思いどおりに仕事を進める対人関係トレーニング―ファシリテーション能力が身につく!
対人関係の本として捉えるか、ファシリテーションの本として捉えるかによって評価は分かれそう(以下後者として見ます)。ただ、総じて表面的な記述や個人的な経験の紹介が多く、他書と比較すると役立ち感は少ない。
表面的と感じる理由は、記述の具体性にある。本書はかなり具体的な記述をしている部分と、結構「で、どうすればいいの?」と戸惑ってしまう部分がある。そして、具体的な部分はたいてい「○−×」で結論づけられてしまうもので、「よりうまくするためのコツ」的な要素は至極あっさり片付けられてしまっている。例えば、「質問の仕方にも気を配ろう」と言っている割には、具体的にどう気を配ればよいかはまったくない。最近のファシリテーションの本はこういった部分が充実しつつあるので、ここが弱い本書は厳しい。 ということで、初級者にはよいかもしれないが、他に読んだ方がよい本もあるので、星二つ。
これまでミーティングの上手な人は特別なセンスを持っているのだと思っていましたが、この本は会議の進め方のコツを理論的に説明してくれるので、自分でもやれそうな自信が沸いてきました。特に、理論の説明で終わるビジネス書が多い中にあって、本書は実践編で定着化が可能な点が気にいっています。
最近「ファシリテーション」という言葉をよく耳にするようになり、何か1冊読んでみようと思い本書を購入しました。「ファシリテーション」を「業務推進」「合意形成」「業務推進」の3つの活用場面に分けて解説されており、理解しやすい構成になっていました。特に「業務支援のファシリテーション」のパートは、営業という職種柄、実務上役立つ内容が多く、今後少しずつ実践していきたいと思います。
「ファシリテーション」という専門用語をあえて使わないところが好感がもてる。続編ともいえる著者の「プロジェクトマネジメント」(かんき出版)とあわせ読むとさらに理解が深まります。
ファシリテーションの本として期待したのですが、イマイチ違う気がします。「自らの思いどうりにすること」がファシリテーションではないと思うのですが、本書だと「思いどおりに進める」ことがファシリテーションであるかのように書いてあります。
ファシリテーションについてはともかく、ケース・スタディの用例が多いのは悪くないなですが…。
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