感染症の本
感染症入門レクチャーノーツ
この本の一番すばらしいと思う点は真菌について非常に良くまとまっているところです。
ある程度臨床経験をつむと感染症で一番難しいのは免疫低下状態にある患者の真菌感染だとかんじると思いますが、この本は真菌についてうまくまとめて書いてあり、真菌について勉強するときのガイドになります。 この本を持って何人かの真菌について深い知識をもつ先生とdiscussionすると真菌についての知識が深まると思います。 以前著者と話をさせていただく機会がありましたが、ICUで感染症に関する仕事もされており、そのような先生だから真菌薬についてこんなにうまくまとめられるんだなと感じました。
大学で行われる感染症の講義は、基礎的な内容が多く、ひたすら菌の名前が羅列され、臨床とのつながりがいまひとつわかりづらいことが多いと思います。
また、臨床感染症という授業は、多くの大学で、あるとしてもわずかで、知らずに実習にいくということになります(少なくとも僕の大学では) この本は、基礎的な内容(グラム染色や菌の形態、染色の違いなど)から臨床での抗菌薬の用い方までが、学生が読んでも大変わかりやすい内容となっています。 感染症は、初めて授業を受けるととっつきずらく、菌の名前がたくさんあって大変。。という、イメージ、先入観をもってしまい、何となくよくわからない、苦手ですごしてしまいそうですが、この本は、そんな苦手意識をなくし、 「あっ!!面白いかも!」と思わせてくれます。 ぜひ、実習前の医学生にお勧めです!!!! ページ数もそんなになく、コンパクトな本なのでどこでも読めます! そして、参考文献が何冊があげられていて、「じゃ、次これ読んでみよう!」て気持ちになります。 感染症は、必ず遭遇する疾患です!これを読んで感染症が好きになるはずです!!!
かなり、内容は簡潔に書かれていすぎる気がします。
これを見ながらレクチャーを聴けば、おもしろいとはおもいますし、 講義する側も、これを手元に講義すればやりやすい、話忘れがないでしょう。 しかし、「大野ワールド」を知らない人間が、あるいはDr.大野のレクチャーを聴いたことのない人間が、これを読んでも、歯の欠けた櫛をつかうようなもので、かなり、取っ付きにくいし、わかりにくいです。 もっと、大胆に改訂して、学生に講義する形式にするとか、談話風にするとか、対談風にするとか、「間」を補うようにすれば全然違うとおもいます。 感染症の専門医でも読みにくい、あいだがはしょってある本だなと感じるでしょう。
実際に、以前学生のときに講義を受けて感動したものが実際に本になり
手に取ってその感動を再び味わっています。 是非、青木先生の本と一緒に味わってください。 抗菌薬マップを実際に自分でも作ってみると、より頭にはいりますよ。 簡単ではないですが、しっかり読むと楽しい感染症への世界が広がります。
「抗菌薬の考え方、使い方」「感染症レジデントマニュアル」「レジデントのための感染症診療マニュアル」のまとめのような内容です。私は、いずれも読んだので重要ポイントのまとめ本として用いるのにはよいかと思いました。本書一冊だけでは、感染症の概要をつかむのは少々難しいかもしれません。
感染症の本感染症入門レクチャーノーツ
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