フェラーリの本
フェラーリがローンで買えるのは、世界で唯一日本だけ!!
他の単行本でも使われた原稿が使い回しされていて、ちょっと鼻白むところもなきにしもあらずだが、「日本は良い国だ」は間違ってはいないだろう。確かにクルマが好きな人間にとって日本は関税も自動車取得関係費用も安く(他のアジア諸国やイギリスのひどいことよ!)、コストパフォーマンス最強の日本車からスーパーカーまで買おうと思えば買えるのだから、著者あの言っていることは間違いない。
また、温泉が良いとか、ファミレスのすき焼きが旨いから日本がいい国だということも、一見バカバカしそうだが、実に的を得ている。海外出張する度に欧米のサービスやホスピタリティの低さは嫌になるほど見ているので、そりゃ日本のサービスの良さとバブル崩壊後のデフレによるコストパフォーマンスの高さは素晴らしいのである。 少なくともこの本は買って損はなかったと思う。
書名インパクトだけの本。だからどうした?って書名だし、その書名も間違っている。「フェラーリをローンで買おうとする人がこれほど多いのは日本だけ」くらいにしておけばよかったのに‥。
でもこの作者凄い。フェラーリと高速道路だけをネタにして、とりあえず生活できているんだから。なみの文章力、営業力ではこれは出来ない‥で星ひとつ。こういう本の読者層に全国的に顔が知られてしまうリスクを冒しているのも凄い‥で星もうひとつ。。
本書の文中に「日本はイイ国だ。」というのがよく出てくる。
そんなに日本はイイ国なのだろうか? 確かにモノを消費する事においてはことさらに「イイ国」だろう。 世界中のありとあらゆるジャンルのプロダクトで東京で手に入らないモノなど存在しないはずだ。その気になれば個人輸入でも通販でもなんでも手段はある。もっと言えば、日本というだけで欲しがらなくてもモノが国内に流れ込んでくるシステムが出来上がっているということだ。わかりやすいように逆に言えば、日本人はそれだけ「世界から消費させられている」と考えればよい。 しかし本書の影響を受けている者が席巻しているとなると、やはり日本の将来を憂えなくてはならないだろう。 それは本書の読みやすさというか短絡思考という点に通ずるものがある。若者感覚を適度にちりばめて笑い飛ばしているところなど、テリー伊藤との共著が多いのも納得できる。 ローンでフェラーリが買える━すなわち「短絡反応」である。 個人的にはいいが、国が翼賛しているとなると問題である。 でも、個人的にわたしもフェラーリが大好きなので、星ひとつプラスで・・・(あー情けない)
「週刊SPA!」や自動車雑誌「Rosso」の記事がまとめられた本で、タイトルのインパクトもあるが、著者の言葉の面白さにもインパクトが。この値段でページの始めから終わりまで笑わせてくれる。
フェラーリの本フェラーリがローンで買えるのは、世界で唯一日本だけ!!
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