ダ・ヴィンチ・コードの本

「反」ダ・ヴィンチ・コード―嘘にまみれたベストセラー

 
しょうもない(2008/02/05)
ダヴィンチコードは小説でしょ。
あら捜しというか揚げ足取りというか
売れた小説に便乗したしょうもない本です。
 
検証になっていません。(2007/02/12)
ダ・ヴィンチ・コードに嘘が多くまぎれているという話は聞いていてので、期待して買ってみたのですが。

どうも著者はキリスト教徒で、本気でムカついて書いたらしく、ほとんど反証になっていません。

内容を見ると、
1.謎とは関係ない揚げ足取り
(例)乗車駅の間違い、フィボナッチ数についての間違いなど。(しかもフィボナッチ数に関しては、自分が間違っている。少なくともWikipediaで調べるとダ・ヴィンチ・コードに書かれているものが正とされている。)
2.キリスト教的知識に基づく反論
「キリスト教社会には間違った事実が伝えられていて、実際の事実は別にある」というダ・ヴィンチ・コードで行われる主張に対し、その事実はキリスト教社会に伝えられている知識とは違うから間違い、というのが反論になるでしょうか?
(例)古代、のちの宗教では考えられない行為が神殿で行われていたという事実に対する反論として、そんなことをする神殿は堕落しているから神聖な神殿とは言えない。

というものがほとんどとなります。
また、かなり作者に対する悪口や皮肉の多い文章も、「検証本」にはそぐいません。頭に血が上って書いているようにしか見えませんし、実際内容もそんな感じです。

「小説の登場人物のセリフ」が論証としては根拠に欠けるというのもどうかと思いますし、
そのうえで自分が「検証本」をかくにあたって、それと同レベル(自分の知識とは違っているという)の根拠しか上げてないのもどうかと思います。

ダ・ヴィンチ・コードに書かれる主張にムカついて、でも反論できるだけの知識もない、と困っている人間には、お勧めの本でしょう。知人相手の雑談時にダ・ヴィンチ・コードはこんなに間違っている、と語り続ける知識を得るのには最適です。

が、検証本としては、ちょっといただけません。
 
ダヴィンチコードとは?(2006/07/09)
本来ならこれほど問題になるはずがない小説が、どうして大問題を引き起こしているのか?

事実ではないことを真実と位置づけ、証拠もなく断定しているからだ。

フィクションだとして書かれた物なら構わないが、ダヴィンチコードはその辺の倫理をわきまえていない。その辺に溢れているトンデモ本と一緒です。

この著書はそのことが良くわかる一冊です。
 
「ダ・ヴィンチ・コード」の誤りを暴く(2006/03/22)
ダンブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」は商業ベースではよくあたっているようですね。映画にまでなるようです。さらにタネ本の作者たちからの訴訟までおきているそうです。ベストセラーになったためいろいろ注目を集めています。
あくまで小説(フィクション)にすぎない本なのですが、ダンブラウンが真実に基づいていると主張しているためがために、この反証本がでました。

ごく普通に読んでも、「ダ・ヴィンチ・コード」はアナグラムと見立てた英語圏以外の言葉を、なぜか英語をベースにして解釈していくという離れ業をやっていますので、事実と仮定しようと思っても、どうしてもおかしいと思う内容が含まれています。

本書の著者は「ダ・ヴィンチ・コード」の読書の誤解を解くべく、ダンブラウンの主張の誤りをマジに論証しています。
クリスチャンでないひとが大多数を占める日本人にはわからないような事情や歴史的な事実との不整合を矢継ぎ早に列挙しています。こういった事実に基づいた情報による反論は結構参考になります。

「ダ・ヴィンチ・コード」はただのフィクションとして楽しみましょうね。
 
現代人の心の空隙をみる(2006/02/25)
空々しい思いで眺めていたダヴィンチコード・ブーム。自分でも分からなかったその理由を、ガツンと見せてくれた一冊。

どれほどこの小説がブラウンのお寒い知識に基づいているか。その一例としてダヴィンチは自分の作品にたった一つとして名前を付けたことがない、という事実である。この前提なくばダヴィンチが託したという「モナリザ」という女性の名前に古代神の名前が、なんたらかんたら、という謎も吹っ飛んでしまう。

このように著者は博識をもって、次々と矛盾を暴いていく。しかし、ただダン・ブラウンの浅学非才を論うというだけの本ではない。

このような本を大ベストセラーに押し上げた現代人の問題をきちんと示してくれる。むしろこのような著者の主張の部分に深い感銘を覚える。ミステリー小説という形に隠された「グノーシス主義」を、人間の「責任転嫁」という問題に絡めて描く。秀逸である。
 
「反」ダ・ヴィンチ・コード―嘘にまみれたベストセラー
タイトル:「反」ダ・ヴィンチ・コード―嘘にまみれたベストセラー
定価:\1,365
販売価格:\1,365
発売日:2006/02
著者:ホセ・アントニオ・ウリャテ ファボ
出版社:早川書房
形態:単行本
在庫状況:通常24時間以内に発送
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2008/12/02 05:00:58 時点のものです。

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