ダ・ヴィンチ・コードの本
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
上中下巻と聞いてボリューム多そうだなと思ってちゅうちょしてたんですが、
いざ本を手にとってみると、1冊あたりは300ページ無い感じで、通勤時間に読むのには 手頃なサイズでした。 話もスイスイ進んでいくので、上巻はあっという間に読んでしましました。 巻頭カラーで作中に出てくる絵画の写真が出てくるのがいいですね。 私は映画を既に見ていたので、話にすーっと入っていけたんですが、キリスト教がテーマなので なじみがない方は、映画も合わせて見るといいかも知れません。 どちらが先でなきゃいけないってことはないと思います。
映画を見たので旅行中の時間つぶしに読み始めましたが、上中下巻を一気に読みました。
というより、一度読み始めると止まらなくなってしまいました。 ストーリーは、敵味方の動きが激しいなど展開が早く、絵画の解釈の説明や暗号解読などにずいぶんと引き込まれます。 ただし、キリスト教やヨーロッパの文化に詳しくないせいか、最後の結末は肩透かしを食ったような感がありました。何だか「マトリックスシリーズの最終巻を見た時」と同様な印象です。キリスト教に関連した話と言うのは、最後明確な結論というのは避けるものなのでしょうか? それはともかく、絵画の解釈、象徴の記号など明日から使える雑学のようで大変興味深い蘊蓄が詰まっています。願わくはどこまで真実かがはっきりとわかると良かったのかもしれません。
本書は全世界でベストセラーとなり、
特にキリスト教世界では一部で物議をかもしたミステリー全三巻です。 内容をかいつまんで言うと、 ルーブル美術館館長の殺害の捜査協力を求められた大学教授と、 被害者の孫でもあり暗号解読のプロでもある女性とが、 残されたダイイング・メッセージを解明しつつ、 事件の真相と、その背後にある謎に迫るというものです。 わずか一日の出来事!が三冊にまたがる大著となってしまったのは、 謎の解決に必要な知識にまつわる膨大なウンチクが展開されるからです。 それは、ダヴィンチの絵画等に隠された、 キリスト教にまつわるタブーであり、 「聖書物語」レベルの知識がある方は、 きっと知的好奇心をくすぐられることでしょう。 他方、敬虔なクリスチャンにしてみれば、 「あなたはね、パパの子じゃないのよ」的な、 自分のアイデンティティを覆されかねないようなことだけに、 衝撃を与えたのも無理はないでしょう。 ちなみに、本書が批判を浴びた原因は、 もっぱら著者の不適切なまえがきにあります。 いわく、本書の内容は正確な事実に基づいている、と。 もちろん、本書が示しているのは大胆な仮説に過ぎません。 とはいえ、著者の問題意識は傾聴に値しますし、 個人的には本書の内容が真実であった方が面白いとも思います。 むろん、われわれ一般読者は単純なフィクションとして、 また、キリスト教世界への関心の入り口として本書を楽しめばよいと思います。
映画を見てから本を読むとよいか、本を読んでから映画を見るとよいかは、
キリスト教あるいは、西洋の歴史に対する興味、知識によるかもしれません。 キリスト今日、西洋の歴史にあまり興味がなければ、映画をお勧めします。 話の流れは映画の方が掴みやすい。 キリスト教あるいは西洋の歴史に興味がある方は、小説を読んで、その内容が、 映画にどのように反映されているかを確かめながら、 ルーブル美術館などの映像を楽しむとよいかもしれない。
この本書いた人、こんなにいろいろ思いついてすごく頭いいんだろうなー。
物語の感想よりもまずそんなことが頭に浮かんだ本。
ダ・ヴィンチ・コードの本ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
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