佳川 奈未の本
成功感性
つい表紙買いしてしまったが、内容にがっかりした。 女性のための自己啓発本がまだ発行されていない時であればうけたかもしれないが、ありふれている今の時代でこんなに説得力がなく、嫌味な本ははじめて見た。 まず、物事が論理的に説明されていない。 「わたしは〜と思う。なぜって?実際そうなんだからしょうがない。」 という説明なしの提言。 文章の語りくちも幼い。 内容自体もそこらへんの自己啓発本にはありふれていること。 著者の周囲にいる人をネガティブな例に例えたり、主婦などを「普通の人」と称して見下している感がいなめない。
成功するにはどのような人間関係の中に身を置くとよいか?ということに触れ、
「世に出て何かを成し遂げようとしているのに、まわりは専業主婦ばかりでそんな社会的なことに一切興味のない人たちと毎日群れているとしたら、少し現実が成功のチャンスからずれているのです。」 「私も最初、自分がデビューするまでは、友だちは専業主婦や、会社の仲間くらいでした。」 「-しかし本当に最初に頃は、主婦の友だちや会社の仲間、子供の学校関係者など、ふつうの人ばかりで--」 「私の携帯の電話帳登録を見ると、いまやすっかり芸能人やベストセラー作家や新聞、雑誌、テレビ、ラジオの関係者やマスコミ機関などで埋め尽くされています。」 成功哲学について、彼女自身の経験に基づき、わかりやすく、すぐに実践できることも書いてあり、パワーの ある本だと思い読んでいましたが、上記の章にきて本当にがっかりしました。 成功哲学、自己啓発系の本を読んでこんな気持ちになるのははじめてです。 著者のいうところの「ふつうの人=会社員や専業主婦」がこの本を買って読んで彼女は成功していることを 本人は全く理解していなしようです。 彼女が「成功」する前につきあっていた仲間たちや友人がこれを読んだら、どんな気持ちになるでしょう? 彼女は「成功」したかもしれませんが、本当の意味で豊かな人生ではないでしょう。
著者がここまで支持される理由というのは、
不遇時代のカッコ悪い自分の姿も惜しみなくさらす 勇気もその一つにあると思う。 なかなか初めの本が出なくて編集長に焦りを訴える姿など そう誰にでも書けるものではない。何だかガンと来た。 私は著者のそんな「かゆい所に手が届くモノを書く」姿勢が大好きだ。 確かに沢山の本は同工異曲に見えるところもあるけど、 自分が共感できる本・理論だけ取り入れれば問題はないと思う。
佳川奈未さんの著書は全部読んでいますが、この本が、表紙を含めて最高の出来だと思います。
表紙に通り「すきなことして楽しみながらリッチな女になる方法」がテーマですが、男性が読んでもいい内容だと思います。「成功するにはどうしたら良いか」と、重いタッチで書かれているのではなく、大まかに言えば「感謝をしながら成功を思い描いて動けば成功する」という内容。また読者からの「マーフィーの成功哲学の本を読んでも何の効果もなかった」という内容の手紙に対して、自らの成功哲学書を読みあさって効果がでない事を焦っていた時期があったことを書いていらっしゃいます。そして誌面で、何故効果が出なかったのかもちゃんと説明してくれました。 この本は1度読むだけでなく、何度か読んで、本に書いてあることを自分のものにすることをお勧めします。
佳川 奈未の本成功感性
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