Excel VBAリファレンスの本
Excel VBAマクロ組み方講座 プロの定番・裏技・合わせ技編
Excel VBA をかじり始めた人が、もう少しつっこんで知りたい場合にぴったりです。自分にとってはそうでした。かなり使えます。
最初に書いてありますが、プロとしてプログラミングをするのではなく、実務の傍らでマクロを組む人は、ある程度割り切って使うこと、可読性があることが大切だと著者は言っています。例えば変数名に日本語を使う、プロシージャ名も日本語(こちらは動詞で終わる)、変数の型定義は必要なければ省略する(全く使わない訳ではない)など、一瞬「え?」と思うこともありますが、割り切る部分は割り切る姿勢には共感を覚えます。また、Range("B1").Select をサンプルではわざわざ、 セル = "B1" Range(セル).Select としているのも、後からその意味がじわじわと伝わってきました。 この本を読んで、自分のソースがきれいになった気がします。 通常のExcel操作のダイアログボックス内で何に相当するかを画像で説明していて分かり易いです。あと、バージョンの違いを丁寧に書いてくれているのも嬉しいですね。
解説している内容はごく普通のEXCEL VBAの内容です。
しかしレイアウトが酷く、2色刷りにもかかわらずどこがサンプルコードでどこから本文なのかぱっと見分かりません。各ページの見出しも不足気味で、毎回目次に頼りきりになります。 また、目次のページもレイアウトがイマイチで見出し文の文体がばらばらなのも困りものです。 はてはコラム欄でEXCELと全く関係ない著者のPC組み立て日誌(しょぼい)が続いたりして著しく全体の品を下げています。 本文の内容自体はごくまっとうですので、はじめから順を追って読む分には我慢しながらなら使えますが、困った時のリファレンスとして使うには全く向いていません。 他社ならともかく、技術評論社の本としては落第かと思います。
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