イギリス旅行記・滞在記の本
イギリスウフフの年金生活
初期の本はイギリス階級の中からの話が興味深く読ませてもらいましたが今回は
プライバシーがあるとはいえ、年金額生活費の数字が無いためか 説得性が感じとれませんでした。現代はネットにて毎日ガーディアンから タブロイド紙をリアルタイムで目を通すことが出来るのに どうも著者が言うほどイギリスの暮らし向きがウフフとは 私は感じとられませんでした。
シリーズ化した感があり、独自の言い回しが好きです、新作はいつ出るのだろうと待ち遠しくなる作家でもあります、イギリスで長年苦労されて途中で投げ出さずに年金生活を手に入れた高尾さんは偉いと思います。
一つのテーマを設けて、それについて論理的に論じているのではなくて、根拠・論拠・資料も提示せずに、思いついたままの愚痴をただ並べ立てているだけなので、話題があっちゃこっちゃに飛んでいて、結局、何が言いたいのか、よくわからない本だった。著者が事あるごとに当て付けているマークス寿子の著作と、基本的にやってることが一緒じゃないかと思った(つまり、ただの独演会ということ)。
マークス寿子がイギリスに骨を埋めるつもりで、日本国籍を捨ててイギリス人に成り、貴族の妻としてセミ・リタイアしたにもかかわらず、結局、離婚し、イギリスの福祉の恩恵も被らずに日本に戻ってきて、大学教授として活動しているのに対して、この本の著者である高尾慶子は、未練がましくも日本国籍を保持したままイギリス福祉の恩恵を被り安全地帯から日本の悪口を言っている。貴方がかつて批判した、貴方が一番成りたくなかった人間に、貴方は今や成ってしまっているのですよ。ミイラ取りがミイラになってしまった。皮肉といっちゃあ皮肉ですけどね(笑)。 もし私が現地で何代も生活してきた人間だとしたら、ある日突然、貧しい難民でもなんでも無い、何の不自由も無い外国人が道楽で入りこんできて住みつき、老後に母国の悪口を言いながらデカイ顔して自国の禄を食いつぶしているなどという光景を見たら、こんなに腸が煮え繰り返ることは無いと思う。この本の著者は、都合のいいときだけ日本人になったりイギリス人になったりして、無責任だと思った。 思いついたままの愚痴を、ただ垂れ流すだけという作風がマンネリ化していて、もう、うんざりだと思った。
確かにイギリスは福祉国家だ。
日本に比べれば、医療や公営住宅、未婚の母や失業者に 対する手当て等、優遇されている。 ただ、それが現実として、機能していないことも事実だ。 無料で診察が受けられるNHSでは、緊急以外は数ヶ月も待たされた、 という話もよく聞く。 (そのため、病状がさらに悪化…なんて想像に容易い) また、失業手当や住宅手当も、 ただでさえ働かない最下層のイギリス人の勤労意欲を さらに減退させる原因の1つにもなっているのだ。 システムが上手く機能せず、そのひずみを言及していない、 この最新作は、今まで高尾さんの本を愛読していた私には残念で仕方ない。 あと、もう1つ言わせてもらえれば、映画の感想や戦争の話の項。 確かに、文章としては面白いかもしれないが、 この本のタイトル「イギリスウフフの年金生活 」から 随分離れていると思う。読者が知りたいのは、そこではない。 もっと具体的な年金の話、客観的な話が知りたかった。 これまでの著書はロンドンに住む生の生活者としての、 声が聞こえてきたのに、今回の本は、 主観ばかりで、客観性に欠けるように思う。 高尾さん、年金生活で優遇されていて、 自分がよければそれでいいのですか? あなたの役目はそこではないはずです。
確かにイギリスは福祉国家だ。
日本に比べれば、医療や公営住宅、未婚の母や失業者に 対する手当て等、優遇されている。 ただ、それが現実として、機能していないことも事実だ。 無料で診察が受けられるNHSでは、緊急以外は数ヶ月も待たされた、 という話もよく聞く。 (そのため、病状がさらに悪化…なんて想像に容易い) また、失業手当や住宅手当も、 ただでさえ働かない最下層のイギリス人の勤労意欲を さらに減退させる原因の1つにもなっているのだ。 システムが上手く機能せず、そのひずみを言及していない、 この最新作は、今まで高尾さんの本を愛読してい私には残念で仕方ない。 あと、もう1つ言わせてもらえれば、映画の感想や戦争の話の項。 確かに、文章としては面白いかもしれないが、 この本のタイトル「イギリスウフフの年金生活 」から 随分離れていると思う。読者が知りたいのは、そこではない。 もっと具体的な年金の話、客観的な話が知りたかった。 これまでの著書はロンドンに住む生の生活者としての、 声が聞こえてきたのに、今回の本は、 主観ばかりで、客観性に欠けるように思う。 高尾さん、年金生活で優遇されていて、 自分がよければそれでいいのですか? あなたの役目はそこではないはずです。
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