インド旅行記・滞在記の本
ゴーゴー・インド
今でこそ、格安航空チケットも手軽に入手でき、世界の殆どをお金をそれ程かけずに旅行できる世の中になりましたが、やはり一般の人にはあまり馴染みのない国インド。しかもこの本が出版された当時は、20年以上前とあって更にコアな旅行者が行くイメージがありました。
そのような国、インドを著者が実に肩の力を抜いて、しかも面白おかしく執筆しています。紀行本といっても、一つのキーワードを軸に2ページ程度で完結しているので、どこから読んでも良いし、興味あるキーワードから読んでも面白い。といっても、大半は本当に興味をそそるキーワードです。うんこのお話やインドで神聖視されている牛のお話等・・。またちょっと危険な(というか胡散臭い)ストーリーもあります。本書の絵も著者が書いているようで、そのインドの胡散臭いオッサンや牛の絵は、ある意味かなりイイセンスしています。本書には、「わらしべ長者」という訳じゃありませんが、度々闇ルートの両替話や物々交換、値切り話が登場します。こちらから見れば、たかだか数十円〜数百円程度のお話、と思ってしまうけど、著者はその僅かな差に血眼になっている姿に一方で深く感銘を受けてしまいます。 ウォークマンの交換話し等、流石80年代に出版された本だなと思いますが、それらもひっくるめて、インドに実際行った事の無い人でも、充分今でいう所の「トリビア話」が沢山詰まった、面白い本だと思います。
バックパッカーものの書き手として著名な蔵前氏のデビュー作が本書。
なぜインドへ行ったのかという基本的なところから語り始め、インドで見たもの感じたことが次々とスケッチされていく。一貫した旅行記というよりは面白いものだけをピックアップしていくもの。こういうタイプの旅行記は内容の乏しいことが多いが、本書は別。著者の人間性がほんわかとあらわれてきて楽しい。 絵柄や文体はまだ洗練されていないが、飄々とした文章とイラストの組み合わせというスタイルは既に確立されている。
バックパッカー系のインド本。けっこう悲惨な目にあった筆者なのに、それを面白おかしく、軽いタッチで書かれておりサラサラと読んでしまう。軽いタッチの文と、それにあわせた筆者のイラストがセットになって1話1話がコンパクトにまとめられている。ただし情報は1986年の出版のため古い。この後、加筆され「新ゴーゴーインド」という名で発行されている。
〜「ゴーゴー〜」とくる紀行エッセイを覚えている人もいるのではなかろうか。12〜3年前、当時はバックパーカー流行の終盤にさしかかっていた頃。バックパーカーのエッセイの出版ラッシュの中でベストセラーになっていた本である。当たって紀行エッセイのベストセラー入りをしたのはインドの前作【ゴーゴー・アフリカ上下巻】。当時インドに行きたいが、恐れをな〜〜してタイで穏便な旅行をしていた根性なしのわたしの心を安らげてくれた本である。〜
20年前、自分がインドへ行ってきたのをきっかけに、
本屋さんでもインドと名のつくものを探すようになってしまった。 当時はまだ今ほど誰も彼もが行く時代ではなく、 本当に好きな人、ありていにいって”少々変わり者”が行く所、という認識があった。 そうして見つけたこの一冊。 その頃のインド本にありがちな肩に力の入ったところはなく、 著者のものごとへのとても自然な、まっすぐな視線が心地よかった。 イラストもいい味出していた。 ラジブ・ガンジー首相など、「そっくりー。」と手をたたいてしまったほどだ。 この後の本でも、著者のやわらかいものの見方は変わらず、 自然体で、読者をアフリカ、アジアの各地へいざなってくれる。 読者はいつのまにか蔵前さんと一緒に旅を!しているのだ。
インド旅行記・滞在記の本ゴーゴー・インド
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