ギリシア旅行記・滞在記の本
幻の島を求めて―終わりなき旅路 エーゲ海編 (終わりなき旅路 (エーゲ海編))
重たくない紀行文の仕上がりで、とても読みやすかった。通勤電車の中や休日にカフェでゆっくり読むならオススメ。癒される本で、実際にこの夏ギリシャ(パトモス島など)へ行く予定を立てました。
正直に言って小学生の夏休みの作文程度の内容である。
この本読んでもギリシャの風景やなま暖かい風の感じ、空気の匂いみたいなものはまったく感じることが出来ない。 例えば部屋の描写だと「こざっぱりとしている」とか、顔の表現だと「優しそう」とか、すべての表現が「浅い」んだな。 会話も「キレイダネー」「うん最高だね」といった感じで、なんというか、はっきり言って感性のニブイ人なんだと思う。 例えば紀行文でも割かしドライな沢木耕太郎より、ずっと淡白。 基本的に「ここ行った、泳いだ、飯食った、手紙書いて寝た」という以上の内容は無い。 正直こんなもの本にするな、と言いたい。
私にとって「とてもオモロイ生き方をしている人」、ロバート・ハリス。彼がその昔、子供向けTV番組「ウゴウゴルーガ」のナレーションをしていたのは知る人ぞ知る事実でしょうか。
同書はロバート・ハリスがギリシャを旅したエッセイです。良い意味での力が抜けた旅だったようで、文面からもそんな様子が伝わりました。逆に言えば、彼の過去の本のような目まぐるしい冒険はなく、とても軽い読み物になっています。「予定は無いけれど、どこか旅行に行きたいな」と思っている人の息抜きに良いのではないでしょうか。 また、文中にも登場する旅の同行者が写真を撮っており、何点かカラーで紹介されていますが、あまり良い仕上がりとは言えません。印刷が悪いのか、写真そのものが悪いのか…ちょっと残念です。
ゴールデン・ウィークや夏休みに旅の予定を立ててる人にはお奨めです。内容はギリシャへ旅立つ著者の出会いの風景を軽いタッチで描いています。なので旅立ち前夜や旅先へ向うフライト中に読むとその旅が楽しいものになるでしょう。他の旅行記を書いている藤原新也や沢木耕太郎と比べると文体が軽すぎるかもしれませんが、物事を深く考えず、ただ旅を楽しむ人には面白い読み物です。
ギリシア旅行記・滞在記の本幻の島を求めて―終わりなき旅路 エーゲ海編 (終わりなき旅路 (エーゲ海編))
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