イギリス旅行記・滞在記の本
イギリスはおいしい〈2〉 (文春文庫)
以前、読んだことがあるなと思いました。
単行本「リンボウ先生 ディープ・イングランドを行く」を改題しましたと最後に記されていました。このことは、出版者HPにも書かれていませんでした。再読するよりは、違う著書を読みたかったです。その旨書いて欲しかったというのは、期待し過ぎでしょうか?? しかし、こま切れ時間で楽しんでいます。
「イギリスはおいしい」とは全く求めるものが違う本。
グルメ本を漁る私の欲を満たす内容ではありませんでした。 ロンドンより北上、ヘルムスリー、イングルビー・グリーンハウ、ゲイツヘッドと移ります。 マナーハウス風ホテルや地方の城を通り過ぎ、ワークワース城。ダンスタンバラ城を経てティルマス・パーク・ホテル(つまりスコットランドまで行ってしまうわけね)まで北上します。 かなりディープなイギリス旅行記で、前作「イギリスはおいしい」とは雰囲気も何もかもがちがっています。 それでも、イギリスを通り過ぎただけではない方々には涙物? 郷愁を誘う出来上がりです。 日本に置き換えれば、東北の、チラッと観光名所がないではない、しかし語るべきは、そこではなくそこにすむ人々すら見過ごす野の花。忘れていた畑の臭いを思い出させます。 クリスティー好きの人間(クロテットクリームって?苺?ヒース?という私)とかには良書であるかと。 とにかく観光用紀行文ではない。グルメ・文化エッセイでもない。 しかしイギリスに住んだ事のある人々には、懐かしさを呼び起こす良作であると思う。 イングリッシュ・ブレックファスト。(ポーチドエッグ・ソーセージ・グリルド・マッシュルーム・ブラックプッティング、グリルド・キッパー)の写真あり。
タイトルは、前作「イギリスはおいしい」の続編のように感じますが、内容は異なります。「イギリスはおいしい」には、イギリスの風土、食生活、文化、風俗などに対する著者の観察と、鋭い考察や所見が述べられていて、それが私にとっては本を読み進める楽しさでした。しかし、この「イギリスはおいしい2」は、イングランド北部からスコットランド南部までを著者が旅行した際の(普通の)旅行記です。著者が見たもの、食べたもの、感じたものなどが、非常に短いエッセイと写真と共に綴られています。前作の続編を期待して読むと、あまりにあっさりしているので期待はずれに終わるでしょう。とても軽い旅行記と割り切って読めば楽しめるかもしれません。
知性と教養に裏打ちされた軽妙洒脱な語り口が快い、リンボウ先生のイギリスエッセイである。だが、今までの著作とはちょっと違う。おなじみの繊細な挿絵がほとんどなく、そのかわりにリンボウ先生自身が撮影した写真がちりばめられている。風景に野の花、そして旅先のパブや旅篭での食事のアップ。風景はともかく、クラブハウスサンドイッチのアップなんて、どんな顔で撮影したのだろうか。想像するとちょっとおかしい。
「イギリスは愉快だ」で語られたボストン夫人(「グリーンノウの子供たち」の作者)のマナーハウスの写真や、[個人主義者」の豚とその家の写真など、リンボウ先生の今までの著作のファンには2度おいしい写真も多い。 また、「嵐が丘」で有名な「ヘザー」(ヒース)の写真
イギリス旅行記・滞在記の本イギリスはおいしい〈2〉 (文春文庫)
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