韓国旅行記・滞在記の本
韓国・サハリン鉄道紀行 (文春文庫)
鉄道紀行作家の宮脇俊三さんの著作が大好きで、本書も以前単行本で読んだのを改めて文庫本で再読しました。
韓国鉄道紀行のほうは、1987年で乗られたものです。また、サハリン鉄道紀行のほうは1990年の紀行文です。 韓国紀行のほうは、いつものように宮脇さんの一人旅で、有名なセマウル号(特急)を筆頭に急行、準急、普通電車を乗り継いで、韓国のかなりの鉄道線に乗車されているので、電車の雰囲気もよくわかりました。そして有名な土地を訪ねてその土地の方々との交流もユーモアたっぷりに描かれています。 なにより、そのお国柄が文章のいたる所に表れており、最近の韓国とはまた違った20年近く前の姿が結構面白く映りました。 サハリン鉄道紀行は、当時はもとより、現在読んでも珍しい体験に満ちています。こちらは、鉄道ジャーナル関係のツアーですので、鉄道マニアとの団体旅行です。 サハリンという昔の日本人には懐かしい、最果ての鉄道紀行ですので、そこに描かれている風景や習慣自体が、ものめずらしい貴重な労作だといえましょう。面白かったですね。 宮脇さんも亡くなられ、本書のような外国の鉄道紀行をあまり見かけなくなりましたので、その点においても本書の価値はあるといえるでしょう。 なお、本書は、1991年に文藝春秋社から発行された単行本の文庫化したものです。
1991年に出た単行本の文庫化。
1987年に韓国、1990年にサハリンの鉄道に乗った記録。いずれも、あまり面白くなかった。 韓国ではソウル−慶州、ソウル−麗水などを乗っている。しかし、当時の韓国の難しい世相もあって、いまひとつ、旅を楽しみ切れていないのが伝わってくる。宮脇氏のペースで物事が進んでいかないので、読んでいる方も落ち着かない。 サハリンの旅は比較的、読めた。ロシアの観光にかける意気込みが伝わってくる生き生きとした内容だった。しかし、鉄道ファンの団体に同行した旅であるため、なんだかマニアックな雰囲気。 海外の鉄道旅行は難しい。
韓国旅行記・滞在記の本韓国・サハリン鉄道紀行 (文春文庫)
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