インド旅行記・滞在記の本
インドは今日も雨だった (講談社文庫)
インドには行ったことがないのですが、この本では北インドのあまり有名でないところに行きますが、面白かったです。
個人的に一番面白かったと言うか興味深かったのは、バンコク行きの飛行機で風邪を引き、バンコクで入院するというお話です。 この著者の方、英語も堪能でらっしゃると思いますが、旅慣れてるなーという印象を強く持ちました。 海外で個人旅行で入院してそれを半分楽しんでいる辺り、見習いたいです。
著者がインド(主に北インド)を旅するエッセイです。
様々なハプニングが起こり、中には結構笑えないものもあるのですが、どこかあっけらかんとした文章のおかげで楽しく読むことができました。 現地の方を軽くも見ないし、必要以上に重くも見ない。 あくまで外国人旅行者と現地の人、というスタンスを保ち続けている様子が好ましかった。 中でも「マラナの伝説」と「サラハンのババジー」のエピソードは笑ってしまいました。 自分には無理だなあ、と思いつつ、バックパッカーのこんな旅に憧れてしまいます。
1997年に世界文化社から出たものの文庫化。
本書は「北インド田舎紀行」、「カトマンズでスケッチ」、「サダルに降る雨」の3部から構成されているが、メインは北インド。もともと、チベットに行く予定が、政治的理由から困難になり、インド北部に住むチベット族への取材に切り替えたらしい。 今回は夫人を伴っての旅であり、安宿、無茶な旅程といった「旅の醍醐味」はいくぶんか削ぎ落とされてしまっている。そのかわりに、山岳地帯に特有の、山道の困難さという面白みが加わっている。 しかし、北インドは想像以上の面白さだった。身体の接触を禁じる部族、ダライ・ラマ城下での生活など、普通のインドとは全く違う世界が広がっている。
「(新)ゴーゴー・インド」が面白かったので、続いて読んだのが本書です。期待を裏切らない出来栄えです。3部作となっていますが、初めの”北インド紀行”がメインで、素晴らしい旅の軌跡が描かれています。
ただ、これを読んで、同じような旅を計画される方には注意が必要でしょう。著者だから切り抜けられた状況も沢山あったのではないでしょうか。最も、本書には、著者でもビックリされるような経験をお持ちの方も登場しますが...
インドへ行きたいと思っている人に一読をお勧めします。くだらないインド本は山ほどありますが、蔵前氏のものには一貫した旅のポリシーが感じられます。
ただ、今やどんな山奥のホテルでもEメールで予約できる時代になりました。十年間にわたってインドを訪問した私には、変わらないインドと変わってゆくインドの両方を知っています。ちょっと内容が古いなと思わせるので星の数が減りました。
インド旅行記・滞在記の本インドは今日も雨だった (講談社文庫)
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