ギリシア旅行記・滞在記の本
ギリシア案内記〈下〉 (岩波文庫)
パウサニアスの『ギリシア案内記』は、かつてギリシアを訪れる人すべてが携えたと言われる名著である。下巻の凡例に、1巻「アッティカ・メガラ」、2巻「コリント・アルゴリス」、10巻「フォキス」を選んだ理由として、旅行者に人気がある点を考慮した、とある。したがって旅行者は必携である。しかし、パウサニアスが読みたくて読みたくてしょうがない、という人(あまりいないかもしれませんが)、あるいはもっともっとギリシアに触れたい、という人が買うと失望しかねません。だってしょうがないじゃないですか。膨大な著書の一部分なんだから。僕の場合、買ったときは大喜びだったんですが…。まあ、買う前に中身を確かめろという話ですが。でも、どちらにせよ買っていたでしょう。少しでも読みたいという衝動は、いちど感じてしまうと抑えることは困難です。僕みたいになってしまうと、もうギリシアに住むしかないのかも。実際。
ギリシア旅行記・滞在記の本ギリシア案内記〈下〉 (岩波文庫)
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