沢木耕太郎の本

キャパ その戦い (文春文庫)

 
天才の周りには天才が・・・(2004/07/22)
伝記を読むと、その人の偉大さや才能に刺激を受け頑張ろう、と思ったりしてしまいます。とても及ばないとは知りつつも・・・。

本3部作は、キャパの魅力や勇敢さや才能に刺激をうけるのはもちろん
本書を通して登場する、キャパの周りの非常に魅力的な人々にも
とても惹きつけられます。
才能の周りにはやはり才能あふれる人たちが集まるのか、

キャパの周りには本当に面白い人が多い。
そんな人たちのことも生き生きと描かれています。
そういう人たちに囲まれて、キャパは支えられ、そして現代にまで
「最も有名な戦争写真家」として名を残すに至ったんだなということが
理解できました。

個人的にはキャパの最も愛した女性、ゲルダ・タローが印象的でした。

彼女の勇敢さ、独立心、才能、美貌もキャパを通して描かれています。
戦時をたくましく、楽しく、かっこよく生きた人達を知るには
素晴らしいシリーズ。刺激的でした。
 
天才の周りには天才が・・・(2004/07/11)
伝記を読むと、その人の偉大さや才能に刺激を受け頑張ろう、と思ったりしてしまいます。とても及ばないとは知りつつも・・・。

本3部作は、キャパの魅力や勇敢さや才能に刺激をうけるのはもちろん
本書を通して登場する、キャパの周りの非常に魅力的な人々にも
とても惹きつけられます。
才能の周りにはやはり才能あふれる人たちが集まるのか、

キャパの周りには本当に面白い人が多い。
そんな人たちのことも生き生きと描かれています。
そういう人たちに囲まれて、キャパは支えられ、そして現代にまで
「最も有名な戦争写真家」として名を残すに至ったんだなということが
理解できました。

個人的にはキャパの最も愛した女性、ゲルダ・タローが印象的でした。

彼女の勇敢さ、独立心、才能、美貌もキャパを通して描かれています。
戦時をたくましく、楽しく、かっこよく生きた人達を知るには
素晴らしいシリーズ。刺激的でした。
 
乱世の英雄(2004/05/18)
キャパで思い出すのはやはり1944年6月6日、D-dayのその日、オマハビーチにおける「ちょっとピンぼけ」な兵士を撮った写真だろう。あの弾丸が飛び交う前線で兵士より「前方」で(つまりより危険な)写真をとる彼を時代は名声をあたえた。スペイン内戦での有名な写真といい、より危険な地域をもとめていたのだろう。「ライカでグッドバイ」の沢田教一もそうであったように、「もっと良い写真」を求めると、より危険な行動をとるようになる。キャパは平和な時代の英雄ではなく、乱世の時代が生んだHEROといえるだろう。
 
訳注がすごい(2004/03/17)
もう15年以上も前に出された単行本の文庫化ですが、沢木さんらしく、大幅に「原注、訳注、雑記」を増やしていて、彼のファンならば、それを読むだけでも買いなおす価値はあると思います。この部分が膨らんだことから、元は2分冊で出されていたものが3分冊となっているのは仕方ない。つまらない翻訳をしたことあるんですが、一番楽しいのって訳注なんですよね。それなりに勉強したこととかご披露したいし。で、沢木さんの場合、プロの翻訳家ではないので、いろんな人に聞きまくったこととか正直に書いても全然OKな立場なので、まるで取材ノートをみせてくれるようなワクワク感が「原注、訳注、雑記」にはあります。ちなみに本文270頁のうち、この部分はpp.208-270を占めています)。

羊膜をつけて生まれた子供は幸運に包まれて生きていけるという伝説がヨーロッパには根強く残っているというのはディケンズの『デイヴィッド・コッパーフィールド』などでも有名な話らしいが、地雷を踏んでサヨナラとなったキャパもそうだったとは意外だと思った。もっとも、彼の場合、フォトジャーナリストとして世界的な名声を得て、数々の戦闘を生き残り、イングリッド・バーグマンとも深い仲になれたという密度を考えれば、十分、幸運だったのかもしれない。

3分冊目のハイライトはキャパが撮った写真の中でおそらく一番有名な「崩れ落ちる兵士」の真贋論争。コンタクトプリントをみても、明らかにヤラセだと思うけど、沢木さんが触れているように作者は取材した弟さんに遠慮してハッキリとはそこらへんのことを書かなかったのだろうか、と思った。そして、沢木さんの
......Quote......

しかし、これらの写真が「演じられた」ものであっても少しも構わないと思う。キャパは結局、それ以後の道程で、「崩れ落ちる兵士」を撮った「あのキャパ」に追いつくため、悪戦を続けていくことになるからだ。
(pp.269-270)
......End of Quote......

というのは見事なまとめだと思う。
 
沢木初の翻訳の下巻!(2003/02/06)
本書はリチャード・ウイーランの戦争写真家ロバート・キャパの伝記『キャパ』の沢木耕太郎による翻訳本である(下巻)。上巻の『その青春』以降、ハンガリー人キャパがアメリカに帰化し、さまざまな著名人との交流を経て、日本を訪れ、ベトナムで戦死するまでの劇的な生涯が綴られている。特に、イングリット・バーグマン(裏カバーの写真)との恋は興味深く、彼女の回想でも、キャパの愛情溢れる性格が偲ばれる。面白いことに、本文と同じくらいの分量で、沢木が注釈を書いており、彼の律儀な正格も垣間見る事が出来る。
 
キャパ その戦い (文春文庫)
タイトル:キャパ その戦い (文春文庫)
定価:\620
販売価格:\620
発売日:2004/04/07
著者:リチャード・ウィーラン
出版社:文藝春秋
形態:文庫
在庫状況:在庫あり。
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2009/08/14 05:00:15 時点のものです。

沢木耕太郎の本

話題の本、ロングセラー特集



リンク

人気書籍・話題の本・ロングセラー特集特集
in association with amazon.co.jp