沢木耕太郎の本

彼らの流儀 (新潮文庫)

 
一編『ネクタイの向こう側』(2008/08/15)
人生は自分が考えている以上に短いし、行きたい場所や会いたい人、手に入れたいモノはその時に行かなければ会っていなければ手に入れなければ多分後で悔やむ事になるだろうと
 
33篇の「彼ら」の物語(2007/08/28)
決して特別なわけではない、何気ない日常の一瞬を沢木さんが切り取ると
こんなにも特別なものになってしまう。
鞄に忍ばせておいて電車の中やちょっとした空き時間に読むのに最適です。
私が一番好きなのは「胡桃のような」何度読み返してもいいなって思う。
 
ボブ・グリーンを彷彿させるコラム集(2006/11/27)
星3.5個

アメリカの名コラムニストであるボブ・グリーン彷彿させるコラム集。

著者本人が言う通りこの本は「発光体は外部にあり書き手はその光を感知するにすぎない」というスタンスによって描かれているためか、
対象となっている有名無名の人々ひとりひとりがとても生き生きとしている。

このコラムに描かれているものは、物語のように始まりと終わりがハッキリしているわけではない。

それはその話が進行形の現実の話だからであり、そしてそれが独特の読後感をもたらしてくれる。

一つ一つは短いコラムだが一人の人間の人生が凝縮された中身の濃いものである。
 
十人十色−そこにはいろんな人生がある(2006/01/02)
有名無名も含めて33名(重複含む)の人生が鮮やかに切り取られている。読了後、ある瞬間がその人の半生を象徴することを知る。「私ノンフィクション」を標榜して沢木自身が全面に出てくる作品が多いけれど、本作では基本的に沢木は黒子に徹して、さもその人のモノローグのような形で文章を紡ぎ出していく。「市井の人」「平凡な名もなき人」というカテゴリーでくくられてしまう人々のなんと個性的で豊かな人生だろうか。凡庸にこそドラマがある。村上春樹の「アンダーグラウンド」(講談社)を読んだときに感じたものが蘇ってきた。「下流社会」だとか「ニート」という言葉が巷を賑わしているが、たくさんの人生に思いを馳せることで「見えてくるもの」があるかも知れない。
 
気取らず、媚びず、だらけず(2005/08/18)
出てくるキャラクターに対する眼差しが、クールなようでとても熱い。
自分の独善的な判断を出来るだけ抑えて、相手の格好よさだけを真摯に伝えようとした、著者の相手に対する優しさと、自分に対する厳しさがよく伝わってくる。下手に日常の感覚に堕した感覚を表に出さないところもよい。
 
彼らの流儀 (新潮文庫)
タイトル:彼らの流儀 (新潮文庫)
定価:\540
販売価格:\540
発売日:1996/03
著者:沢木 耕太郎
出版社:新潮社
形態:文庫
在庫状況:在庫あり。
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2009/08/14 05:00:15 時点のものです。

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