井上 雄彦の本
スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス)
対山王戦はスポーツ漫画の完成形といってもいいくらい完璧です。
続編を望む方も多い作品ですが、ここまで完成された試合を描いてしまうともう続編は有り得ないでしょう。 ここでレビュータイトルに戻るのですが、あまりに素晴らしい試合にし過ぎて多数あった伏線を回収できずに終わらざるを得なくなってしまった事が本当に残念です。 作者は間違いなく山王戦を最終戦として描くつもりは無かったはずです。 おそらく最終戦は海南との再戦と考えていたはず…。 他にも何人かのライバルキャラがいましたが、その紹介話が全て無駄になった結果になりました。 もし伏線を全て回収し、海南戦と山王戦を入れ替えて山王戦を最終戦としていれば…もう今後誰も越えることの出来ない究極のスポーツ漫画になっていたでしょう。 ただ迫力を求められるシーンでは必要ですが無駄に絵の上手さをひけらかすように大ゴマを使うのは連載当時いただけませんでした。(単行本で読む分にはギリギリ許容範囲内ですが、雑誌だと展開が遅過ぎてダレる) しかし越える隙を残してくれた事は後の漫画家、業界にとっては救いだったのかもしれませんね。 という訳で片手で足りる程しかない数少ない本当の五つ星漫画に、限りなく近付いた作品でした。
先日ふとしたきっかけで数年ぶりにスラムダンクを読みなおしました。
そして物語のクライマックスとなるこの山王戦。 この試合では作者の技量の向上に伴い一コマ一コマを読み進めていく中でまるで実際に自分がそこにいるかのような臨場感や興奮を味わうことができます。 その空気は実際のスポーツ観戦に勝るとも劣らないですし少なくともそのような生々しい興奮が味わえるスポーツ漫画はこの漫画以外には無いんじゃないかとさえ思います。 それと同時にこの作品には種目を問わずにスポーツを通して味わえる感動やその醍醐味がギュッと詰まっているように感じますね。 井上先生にはこのようなスポーツ漫画屈指の名作を生んでくれて本当にありがとうございましたといいたいです。
この漫画はストーリー、ギャグ、絵、どれをとっても超一流で非の打ちどころがありません。
今作の見所はやっぱ試合終盤! 湘北の得点、ラストの4点は桜木のアシストから流川の得点。流川のアシストから桜木の得点になってます。陵南との練習試合でも桜木、流川の間にパスは通っていたけど、全然違います。かっこよさが! 試合終了後の二人のハイタッチはマジで痺れます。
リアル、バガボンドも最高級ですが スラムダンクは その中でも一番です!! 登場人物の全てが安っぽくないしっかりした個性があり、どの年代にも心に突き刺さる言葉や場面が多いこと がスラムダンクが面白い理由かなー と思いました
スラムダンクを見て思ったのは 井上雄彦は イラスト画を書かせて脚本を書かせても超一流な仕事をするんだろうなと改めて思いました
スラムダンクに登場する人物達は、皆、魅力的なキャラであるうえに、
それぞれの中の‘想い’がよく伝わってくるので、 本当に感情移入しちゃいます。 欠点も抱えながら、最高の仲間達と成長していく姿には、自然と等身大の想いを馳せることが出来るのかもしれません。 読んでると、どんどんとハマり込んでしまいました。 特に最後の山王戦は、もうマンガとは思えないくらい、手に汗握る気持ちで、1ページ1ページ、ワンプレーワンプレーに引き込まれいきます。 そして、結果として全国制覇が叶わなかったことなんて、本当にどうでもいいことのように思えるくらい、 桜木達のバスケに賭ける想い、どこまでも純粋で何よりも懸命に走り抜けるその姿は、本当に輝いていたと思います。 またとない程の‘素晴らしい瞬間’がそこにはありました。 加えて、そのスリリングな試合展開以上に、そういった様々なドラマ性が含まれていることで、本当に何度読んでも飽きません。 記憶に残るような名シーンが読む人それぞれにとってあるマンガだと思います。 自分にとって、一番心に残っている漫画です。
井上 雄彦の本スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス)
話題の本、ロングセラー特集 |
リンク |