春江 一也の本
ベルリンの秋〈下〉 (集英社文庫)
プラハの春では13歳の子供であったカテリーナの娘シルビアとカテリーナとの悲劇的結末を迎えた亮介とのその後の物語。
このベルリの秋は史実というよりは、東と西の体制に阻まれる2人恋愛が書かれている作品で、作品自体の格の高さではプラハの方が上と思いますが、こちらのシルビアの方が人間味があり親近感を持って、また、シルビアの亮介に対する一途な思いに涙し、その亮介との運命に圧倒されながら、一気に読んでしまいました。 波乱を乗り越え、作品の終盤にシルビアが亮介と出逢ったころを回想するシーンが出てきますが、ここを読むとまたプラハの春を読みたくなるという恐ろしい事態(笑)に陥ってしまうくらい、プラハもベルリンも何度も読み返した作品です。
「プラハの春」ほどではないが、「プラハの春」を読んで満足した人にはぜひお勧め。
春江 一也の本ベルリンの秋〈下〉 (集英社文庫)
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