沢木耕太郎の本
天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ (集英社文庫)
観光地じゃないのに、その街が、その場所が、伝わってくる写真。
有名人じゃないのに、素敵な人たち。 どこか外国旅行に行ってきた気分になれる、写真集だ。 最後に、なぜこういう写真集を作ったかの説明がある。 どういう意図で作られたかを読むのは、とても興味深かった。
どれもこれも彼でしか写せない,すばらしい写真だ。
唯一欠点を書くとすれば…,文庫版ではなく,オリジナルの大きな(高い方の)本が欲しくなってしまうことだろうか?
私にとってこの本は「すばらしいどこでもドア」だ。
そのドアを抜けると、澄んだ空気の異次元空間が無限に広がる。旅する地をまだ決めてないとき・・・私には無限の自由がある・・・こんな言葉から始まる。私も彼のように果てしなく異郷に惹かれる。旅に関する研ぎ澄まされた詩や、短い文と沢木氏自身の写真が、いつでも、いとも簡単に憧れの旅の入り口に立たせてくれるのだ。
沢木耕太郎の本天涯〈1〉鳥は舞い光は流れ (集英社文庫)
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