ドラゴン桜の本
ドラゴン桜 (9) (モーニングKC (1450))
よく誉めるのは難しいといわれるが、まったくその通りで、
誉め方ひとつで人間関係がこじれる場合がある。 その点、ホメ方テクニック十ケ条はよくできていると思う。
この巻は、タメになる知識が満載。
特に英語の追い読みは素晴らしい。お経の例は非常に分かり易かった。なぜ外国では小さな子供ができていることを日本人の大人ができないのか? 非常に理解に苦しんでいたけど、この巻を読んですっきりした。ポイントは「受動的」ではなく「能動的」になることだったというわけですね。 ほかにも、子供の成長について、直感的思考段階と論理的思考段階とがある話は知らなくて驚いたし、桜木の「客観的に自分を見れるようになれ」というのも、非常にいい台詞だった。 また、褒める技術についても勉強になった。褒めるバリエーションを増やす。具体的に褒める。理由もなく抽象的に褒める。自分の気持ちを率直に伝える。すぐに褒める。人を褒める上に、これだけの工夫をすれば、人間関係も自然とよくなりそうだ。 全て納得のゆく素晴らしい技術です。
著者は作中の中で「学校が生徒に楽しんでもらおうと何を仕掛けても無駄だ。そんなものは時代遅れのオンボロ遊園地に過ぎない」と言っている。
まさしくその通りだが、誰もが思っていながら中々口に出しては言えない。「青春は楽しまなければいけない」という幻想にふけっているからだ。若い時期がつまらないという事実を口に出す事は、青春時代を謳歌していないと思われてしまう。それだけで哀れみの目で見られる。 そのような考えを著者は真っ向から否定している。 中にはつまらなくて当然という事実を「学校は友達がいるから楽しい」などと誤魔化す輩もいるが学校は9割が学業を行う場でありこのような中途半端な考えが勉強に対する子供の反発を引き起こし、「学歴は重要ではない」「勉強は役に立たないからしなくてよい」といった誤った思想を植えつけるのだと思う。 挙句には修学旅行や運動会といった只の学校行事が神格化され作中に出てくる間違った思想へと繋がるのだ。
こんなにわかやすく楽しいコーチングの本は他にはあるでしょうか。私はモーニングの愛読者で、ドラゴン桜のTVドラマ化をきっかけに単行本を買って読み返しています。この9巻でのグッときたキーワードは「直感的思考と論理的思考」、「時代遅れのオンボロ遊園地」の2つ。小さい子に勉強は教えるときは思考パターンになっているかの見極めが大事というのと、子供に自信をつけさすためのプログラムの例が紹介されています。子供の教育だけでなくビジネスマンにもお勧めです。
今号も深いですねー。
桜木先生は言います。 学校は楽しくなくていいと。 なぜなら、若いときは何をしてもつまらないものだから。 若者は、胸を張って人に誇れるものがない。 だから自分に自信を持てない。 自信を持てなければ、楽しくない。 若者が不機嫌なのは当然なのだ。 だから、学校を無理に楽しい場所にしてはいけないのだ。 大人が、教師が生徒に楽しんでもらおうと何かを仕掛けても無駄。 それよりも、学校は生徒に飢餓感を与え、生徒自らが何かに挑戦する場であるべきだ。 そして生徒自身の力で成功を勝ち取り、自信を持つ。 これこそが、学校が楽しくなるための本来なのだ。 さすがです!
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