岩明 均の本

骨の音 新装版 (KCデラックス)

 
買う価値はないかも(2009/06/20)
 岩明均さんの作品はすべて読んでますが、残念ながら、この短編集は買う価値はないように思います。
 デビュー前の作品なのか、絵も、デッサンがくるってるようなものばかりだし、何よりもヒューマンドラマの短編集なので、岩明さんの良さは生かされてないです。
 6作品が掲載されていますが、多くが、大学を舞台にした、すねに傷がある登場人物の物語になってます。
 漫画喫茶においてあれば、そこで読むといいかも。
 
古臭く完成されていない(2008/09/22)
寄生獣やヒストリエが大好きで購入しましたが、本作を読んで、ストーリーの展開が稚拙な印象を受けました。
例えば最初の短編”ごみの海”では、自殺名所で出会った女の子が「助けて」と意味深につぶやくのですが、特に衝撃の事実も判明せず終わってしまいます。

ただしこれは、デビューしたての初期の作品であることを考えると少し古臭い部分があったり稚拙で未完成なのは当然のことであると思います。
岩明均の全作品を集めて現在の作品が誕生する流れを見たい人は買ってもいいかもしれませんが、寄生獣などと同じ完成度を求める人にはお勧めできないのではないでしょうか。
 
こういう短編もっと無いのかなぁ(2003/10/27)
寄生獣でずっぽり作者にはまってしまったのですが、七夕の国には正直失望してしまいました。勿論寄生獣系ばかりを書く作者が岩明氏では無いとはわかっていましたが、何か期待していたんです「寄生獣」っぽい感動を。。

そんな中で私がお勧めできる漫画がこれです「骨の音」。これは1巻限りで且短編物なのでショートストーリーですが、どれも1本たりともはずれがありません。デビュー期の頃の作品が多いのでまだ荒削りですが、やはりストーリーは寄生獣とだいぶ異なっていても、原点はやはり「これっきゃない!」と思わせてしまうシリアスな話が多いです。

悲しい結末が多いのも事実なのですが、どうしてでしょう?この本を読むと悲しさに加え愛おしさも出てくるのです。だから心からなかなか離れない寄生獣も最終的には環境がキーになってくるのですが、本書でも大都会と片田舎での葛藤や「なるほど。この時から寄生獣の伏線みたいなのがあったのか?」とも思えるお話もあります。そしてどんな人間でも生物を愛しく思える気持ち、これは寄生獣でもひかれた犬の場面がありましたが、本書でもデジャブを感じるシーンがあります。

彼の本は確かに物騒な描写が多々あるけど、それ以上に慈しみたい・愛しい気持ちを感じる場面もどうして、多いのも事実なのですよね。

これだけは言えます。寄生獣にはまった人は絶対お勧め。
 
それでもぼくらは生きてゆく(2003/06/13)
 自殺未遂の少女や、心を病む少女などが圧倒的なリアリティを持って迫る短篇集、ハズレなし。リアルすぎて胸が苦しくなるくらい。よくある〈生きざま系〉と違うのは、生き方がいい加減じゃあないところ。怠惰に流されるのではなく、なるようになれとの若さゆえの青い諦念とも違い、人生に真摯でありすぎたゆえの心の病や自暴自棄であったりする。若者よ、センチメントに甘えるな!
 
骨の音 新装版 (KCデラックス)
タイトル:骨の音 新装版 (KCデラックス)
定価:\780
販売価格:\780
発売日:2003/03/20
著者:岩明 均
出版社:講談社
形態:コミック
在庫状況:在庫あり。
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2009/08/14 05:00:13 時点のものです。

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