井上 雄彦の本
バガボンド―原作吉川英治『宮本武蔵』より (18) (モーニングKC (916))
14巻〜18巻では、佐々木小次郎が生まれてから武蔵に出会うまでの物語が語られる。
遂にあの一巻の舞台へ。あの関が原の戦いの戦場。 この戦場で武蔵と小次郎が出会う。 伊藤が面白がって通りすがりの兵隊を挑発し、武蔵と小次郎は共に関が原の戦いの残党と戦うことになる。二人はすでに出会っていた。しかも仲間として一緒に戦っていた。 武蔵がなぜ脚を怪我していたかも明らかに。 武蔵が主人公と思いきや、主人公は二人いた。これから読む人はまず14巻〜20巻を読んでから1巻に戻ると面白い。そうすれば、その人にとっては佐々木小次郎が主人公になる。
井上氏の作品では、登場人物のキャラが際だっている。
中でも、伊藤一刀斎は、私の大のお気に入りである。 SEXシーンで描かれていた一刀斎の表情には、剣で培った自信と人間味が溢れており、思わず、笑ってしまった。 この作品とキャラは天下一品だ。何度読んでも面白い。 この一刀斎のキャラだけでも、新しい作品ができそうである。
この18巻でやっと宮本武蔵と佐々木小次郎が出会います!そして第1巻の始まりの戦と結びつきます。
3,500万部を突破してしまったバガボンドの18巻目です。
小次郎編に入ってからと言うもの、それまでの鬼神のごときその才能に、 陰りが見えてしまった気がしてならず、ファンとして非常にもどかしさを感じておりました。 残念ながらこの巻でもテンションに関してましては小康状態が続いております。 心理的描写が影を潜め、ストーリーが説明調になってしまっているような印象を受けました。 ほぼ同時期に発売されました『リアル』の3巻が非常に素晴らしい出来であったことを考えます と、 『バガボンド』のこの品質にはどうしても不満を感じてしまいます。 よって★3つです。。。 以上の事から ◆17巻まで御持ちの方 なんだかんだ言っても作者は井上雄彦さんです。 そのまま続いてお買い求め下さい。 (ここまで来たら全巻揃えないとって感じはありますよね・・・) ◆買うマンガかどうか迷っている方 今のところテンションは落ち着いてしまっておりますが、 この作品は名作に違いありません。 ご購入いただく事をお勧めいたします。 ※なおこのレビューは井上雄彦という作者を基準に基づいております。 依然としてハイレベルな作品であることには代わりございません。
小次郎編は台詞のない表現への挑戦、とみているのですが、
それ故武蔵編にくらべてなんとなくもどかしい感がありました。 それが本巻では、武蔵と出会ったことで小次郎はなんとも光輝いて見えます。 ついにきたか、という臨場感を久々に味わいました。 それにしても桁外れに強いこの2人が共に戦うのはなんとも爽快。 すごくシンプルに楽しめます。
井上 雄彦の本バガボンド―原作吉川英治『宮本武蔵』より (18) (モーニングKC (916))
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