岩明 均の本

寄生獣 (10) (アフタヌーンKC (107))

 
映画化おめでとう!!読ます漫画です!今から読みたい方へ!(2008/12/13)
この漫画が掲載されてた時、私は中学生で世の中は
スレイヤーズや天地無用が流行っていた時代でした。
様はカラフルなファンタジー色が強い作品が多かった気がします。

その中で地元の本屋で当店売り上げランキングがあり
(失礼な言い方をしますが)地味な表紙の寄生獣が毎回10位以内にランクイン
してたのを覚えています。
当時の私は表紙を見ただけで読む気が失せており、なぜこれが人気?とも
思っていました。1〜10までの表紙を見ると決して美しくない表紙に見えました。

が、、色々投稿雑誌などで「寄生獣おもしろい!オススメ!」の投稿を
良く見た為、意を決して読みました。

結果(私が読み始めたのは寄生獣完結後です。)1〜10巻まで全部一気買いしました。
(その為小遣いなくなった、、)

今でも何回か読みなおしても読めるという漫画です。
私はこの漫画の絵が古臭く感じたため当時はすぐに読む気になれなかったのですが
この作品で絵では選ばなくなりました。

最終回は必見です。泣けますし爽やかな終わり方でした。
全体的にグロテスクな作品なのに嫌な気持ちが全くおきませんでした。

主人公の新一に寄生したパラサイト、ミギーも話を読むにつれかわいいなぁコイツ、、。
と感じ、好きになりました。

あとこの作品がすきだなと感じる所は主人公が元から持ってる特殊能力で戦うのではなく
寄生されたミギーと共に戦うところです。
ミギーと相談し戦略を立て共に戦う、そこが好きでした。

今現在映画化の製作の話がチラホラ出てますが、何十年たった今でも
良作であれば映画化の話だってでるんだなーと感じてます。

私と同じように表紙で躊躇した方一度読んでから駄目なら放棄すれば良いと思います。
そのぐらい私の中ではオススメです。

 
感動でした。(2006/07/17)
感動、感動の連続でした。
最高の感動がこの巻では展開されておりました。
ミギーは最高です、新一も最高です。
ミギーと新一の友情は最終的に親友以上の関係になったと感じました。
ミギーにも人間らしい感情が芽生えて、よかったです。
右手だからミギー、最高です。
バトルもいつになく激しく、果てしなく楽しめました。
普通に闘いの描写がこの人は意外と、とても上手いです。
その場の緊迫感がビシビシと、こちらにも伝わってきました。
このナチュラルな感動は、読んでいて気持ちよかったです。
そして、なによりも巻末にあった付記で、
作者の方が指を切ったそうです、その指が再生したというのは、
正直驚きました。再生するんですね。
 
問われるべき問いは誰に向けられたものか(2005/06/29)
 主人公、泉新一はひょんなことから得たいの知れぬ生物に寄生されてしまい、以後同居するはめになった。目的は寄生種の脳を奪い、人間を喰い殺すこと。新一と同居したミギーも当初の目的こそ同じであったが、脳を奪うことに失敗して以来、互いの命のために協力するようになった。人を殺し、その者になりすまして人間を喰らうこの生物は人間にとって害ある者にしか見えないが、彼らから見れば人間そのものもまたそうではないのかと問う。存在への問い、寄生者なる者から突きつけられることは画期的なことだ。人間は彼らを悪しき者として考えているが、彼らからすると人間の方こそが悪ということになる。生態系のバランスを崩し、地球を汚染したが故に。やがてその問いは再び新一に向けられることとなる。共生者として。
                                                                                                 夢の中において見えるミギー(新一の寄生獣)は全く違った形をしているが、それはミギーから見ても同じ。つまり、視覚的な問題でもあり、内側を通して見たそれは不可視的なものになるということだろう。フィルターを通して見るものの差異である。それは内在化した自己自身の姿だと言い換えられる。新一とミギーとのこうした不可知的とも言える言わば無情な(どうしようもない)差異は結局私たちが互いにわかり得ないと知りながらもわかち合ったつもりで生きてゆくしかない私たちの孤独な姿である。哲学や社会学を突き詰めて考えればやがて辿り着く場だ。やがて来るあの別れは予期されていたものかもしれない。自己の子孫を残すことすらできないこの生物はどういう形にしろ共生してゆくしか生きる道はないのだ。「寄生獣」を通して見ていたものは結局彼らとの戦いは内在的なものでもあったということだ。この眼鏡は5つ星(5X)と見た。マンガ史に残る不朽の名作ですよ。
 
漫画では唯一「面白い」と思えた作品です。(2004/06/03)
国の繁栄を思えば異国民、異人種への詐取や虐殺は仕方ない。
世界の繁栄を望むならば人間以外の多様な生命体の犠牲は不可欠である。
そして地球を維持しようとするならば、人間の存在自体を消すことが最善の方法であるというのは自明のことである。

あまりにも重くなった生態系ピラミッドの頂点たる人間の存在自体を消す為にパラサイトは地球に現れる。そして人間を生態系の一部に組み込もうとする。パラサイト達は非常に合理的な視点で世界を見る。そして地球を維持せよという命令のもとで単純に行動する。

しかし彼らには我々人間が非常に非合理的で矛盾した存在に見える。なぜなら我々寄生獣はすべての繁栄を望んでいるからである。
その狭間で葛藤するシンイチの心理が見ていて実に面白い。
 
 
「君は悪くない・・・でも・・・ごめんよ・・・・」(2003/02/19)
新一はある決断を下す。泣きながら・・・。非現実的な設定でありながら、主人公は常に等身大の悩み苦しむ人間であり、それだからこそ、多くの人々に受け入れられる漫画なのだと思う。新一をとりまく友情・恋愛・親子関係・寄生生物・殺人鬼などを通じて、「人間とは何か」を深く考えさせられる。たくさんの人に読んでもらいたい漫画です。
 
寄生獣 (10) (アフタヌーンKC (107))
タイトル:寄生獣 (10) (アフタヌーンKC (107))
定価:\530
発売日:1995/03
著者:岩明 均
出版社:講談社
形態:コミック
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2009/08/14 05:00:13 時点のものです。

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