岩明 均の本

寄生獣 (6) (アフタヌーンKC (54))

 
獣への意思(2004/04/28)
「その高みから見ると、どのような悲劇も悲劇であることをやめるような、そんな地点がある」というようなことをニーチェが言っていたが、人類を脅かすような寄生生物の視点から見れば、人間の悲劇―戦争・殺人・虐殺―が単なる生命現象に過ぎないということを頭では理解することが出来る、人間の視点からみた時にクマ蜂による蜜蜂の虐殺が単なる生命現象に見えるのと同じように。もちろん理解するだけで、人間を虫や豚と同様に扱うことなど出来ないが―自分は人間だから―、人間は「生きるため」に真理や社会通念を捏造してきたことを心に留めておくことで、無用な強迫観念や「〜せねばならぬ」という道徳に煩わされずに生きてゆくことの一助になるように思う。本書は全巻に渡ってそのことがありありと描かれており、僕にとって真に重要なことは何なのか、を切実に伝えてくれた。
 
成長(2002/03/21)
寄生獣は人間と寄生生物(パラサイト)の間で悩み傷つきながらも成長してい
く主人公の物語です。運命に引きずられるようにして進んでいく展開に迷いな
がらも着実に成長していく主人公が魅力的です。
 
寄生獣 (6) (アフタヌーンKC (54))
タイトル:寄生獣 (6) (アフタヌーンKC (54))
定価:\509
発売日:1993/01
著者:岩明 均
出版社:講談社
形態:単行本
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2009/08/14 05:00:13 時点のものです。

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