岩明 均の本

寄生獣 (2) (アフタヌーンKC (29))

 
物語は佳境へ(2008/09/08)
 母の死、新一自身の死とミギーの力による再生、宇田との出会い、母の体を乗っ取った寄生生物との戦い…。1冊のボリュームが多いだけに展開は早く、物語は一気に佳境へとなだれ込む。
 このシリーズを読んでいて感心するのは擬音語・擬態語の扱いで、日本語版の表記をそのままローマ字に直すのではなく、基本的に英語風の表現を、うまく雰囲気に合わせて使っている。一方、やや引っかかったのは、p.179で宇田が寄生生物を呼ぶ「パラサイト」という表現が「kiseiju」になっていたこと。巻末の「transration notes」によると、ここは訳者も表現に迷ったらしい。小説と違い、説明が不要だからといってコマを空けるわけには行かないのが漫画の難しいところなのだろう。また、P.79で母(の体を乗っ取った寄生生物)が靴を履いたまま家に上がり込んでくる描写の意味も、(分かる人も多いのだろうが)巻末できちんと説明した方が良かったかも知れない。
 この巻で、どう訳されるか最も注目していた部分(p.140の新一とミギーとの会話)を以下に引用するので、訳の善し悪しの判断も含め参考にして下さい。
 「I no longer...think of you as an enemy, Migi. You saved my life.」
 「That's not an accurate expression. Your life IS mine.」
 最後の一文は「It is OUR life.」あたりかな、と思っていたので、外れて少し残念だった。ただ、第1巻に比べ「transration notes」が少しはしょり気味のような印象も持ったものの、私の気付いた範囲では誤訳らしい誤訳もなく、個人的には非常にお奨めの1冊かと思う。
 
マジで最高(2001/05/30)
自分が唯一買った漫画。一生手元に置いておきたいと思い購入した。これほどハラハラさせ、衝撃があり、感動させてくれる漫画はこの作品が最初で最後なのではないかと思うくらい素晴らしい漫画だと思う。ぜひ一読を。(ちなみに私は15回くらい読んだ)
 
寄生獣 (2) (アフタヌーンKC (29))
タイトル:寄生獣 (2) (アフタヌーンKC (29))
定価:\509
発売日:1991/01
著者:岩明 均
出版社:講談社
合計1,500円以上で送料無料!
※ 価格等のデータは日本時間 2009/08/14 05:00:13 時点のものです。

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